スタッフインタビュー

立縫の里

二宮 恵里菜 介護福祉士

入社したきっかけを教えてください

介護の専門学校卒業後、宮崎市内の老人保健施設に勤務していましたが、地元日向に帰省したくて立縫の里にトラバーユしました。私と同じ宮﨑医療管理専門学校卒業の先輩が勤務しているので、早く仕事に馴染むことができるのではないかと思い、専門学校の先生と先輩を通じて入社したのがきっかけです。

特別養護老人ホームでの勤務はどうですか?

介護現場は忙しく、大変なこともありますが、ご利用者様と笑顔を絶やさずにゆっくり会話する時間を大切にしています。夜勤は月に5回程度しています。ご利用者様からはとても優しい言葉掛けをいただけるので、楽しく仕事をすることができています。またインカムを装着して業務についていますので、スタッフ同士の連携は図りやすいです。 看取りに関する研究班に所属し、研修の企画、医師や家族との連携の図り方、環境づくり等を担当しています。マニュアルの見直しなどでは、ご利用者様の満足度向上を一番に考えて取り組んでいます。

これからの目標を教えて下さい

介護支援専門員などの資格に積極的にチェレンジしていき、更なるステップアップをしていきたいです。

グループホーム静妙庵

管理者 佐藤 かおり  

グループホーム静妙庵では、どのようなことに力を入れていますか?

入所を希望されるご利用者様やご家族からは、「自宅では何もできなくなった。」と訴えられることがあります。グループホーム静妙庵では、これまでご利用者様が習慣として行ってきた家事や趣味などが取り戻せるよう、個々にあった環境作りと認知症の方を理解するためのコミュニケーションに力を入れています。ご利用者様の日常の思いや訴えをゆっくり聞くことを常に心がけ認知症へのアプローチ方法の向上につながる勉強会を定期的に開催しています。

これからの目標を教えて下さい

ご利用者様の皆さんが笑顔になれるような支援に取り組んでいます。グループホーム静妙庵に入所し認知症が改善して、以前の元気な姿になって良かったと思っていただけること、そして、地域の方にも気軽に足を運んでいただけるような開かれた施設になることが目標です。

これから福祉・介護を目指す方にメッセージはありますか?

福祉・介護の世界には、国家資格、公的資格、民間資格など様々なものがあります。資格がすべてではありませんが、スキルアップのためには資格取得は弾みになります。まずは目標を絞り込みチャレンジをしてみてください。

訪問介護センター

黒木 菊代 訪問介護ヘルパー

入社したきっかけを教えてください。

家庭の事情で、夜勤がない介護の仕事を探していて、同郷の方が勤務していた立縫の里を選びました。

仕事で一番やりがい感じる時はどんな時ですか?

訪問介護(ヘルパー)は在宅生活における、食事、洗濯、入浴など家事全般の援助と身体介護のすべてに携わります。やりがいを感じる時は、ご利用者様の笑顔です。自宅を訪問すると私たちヘルパーを待っていたよと言わんばかりの満面の笑で迎えていただけます。私にとって笑顔は、癒しと元気の源であり「さぁ今日も頑張ろう」と思う瞬間です。家族やご利用者様とコミュニケーションをとり、笑顔の中での仕事は、本当に心が満たされます。帰り際の「また来てね」「ありがとう」と手を差し出される時は、達成感を実感できます。

これからの目標を教えてください。

入社し3年が経ち、介護支援専門員とも顔が見える関係となり連携も密とれるようになりました。情報が共有できることは、モチベーション向上につながっていると思います。訪問介護センターを通して更に成長できるよう、志を高く在宅生活を支え続けていきたいです。

介護支援センター

地域包括ケア長 倉澤曜男 介護支援専門員

介護支援専門員はどのような仕事ですか?

立縫の里介護支援センターは、2名の介護支援専門員(ケアマネジャー)が所属しています。介護支援専門員は、在宅で生活している要介護のご利用者様が、その人らしく生活ができるよう様々な介護サービスを提案して日常生活に組み込み、家族も含めたご利用者様の生活全体をデザインする仕事をしています。

これから福祉・介護を目指す人たちへメッセージはありますか?

福祉・介護の職場だからといって、何か特殊な資格や資質が必要というのではなく、介護職員は資格や経験を問わずに働き始めることができます。最低限必要なものとして、人に対する優しさ、人間愛に溢れる気持ちを持っていることが求められます。ご利用者様の気持ちになって考えることです。自分の身内のお世話をするように、ご利用者様の介護ができるようになることが最初の目標になります。

日向市南部地域包括支援センター

管理者 矢野加奈子 社会福祉士

地域包括支援センターはどのような仕事ですか?

日向市には地域包括支援センターが6箇所あります。南部地域包括支援センターは、平岩・美々津地区の『高齢者の相談窓口』です。高齢者がいつまでも住み慣れた地域でいきいきした生活ができるように、健康や介護、権利擁護など様々な不安・疑問が解決できるよう支援させていただいています。総合事業対象者や要支援1・2の方への個別支援はもちろん、民生委員や地域住民など支える方々とのネットワーク構築などの地域支援の仕事をしています。

福祉の仕事の魅力を教えて下さい

福祉の仕事の一番の魅力は、人と接することができることです。一人ひとりと接し心を通わせ、支援することは、とてもエネルギーを要しますが、その方の笑顔や素直な気持ちを聴かせていただけることは、とてもうれしいことであり仕事への活力に変わります。身体全体の感覚を使って、仕事への嬉しさ・楽しさをたくさん見つけることができます。

配食サービス

中野 知巳 栄養士 

立縫会を選んだ理由を教えて下さい

知人から紹介していただきました。子育てをしながら勤務が可能であったため入社することを決めました。今では家族の介護もしながら、職場の理解により仕事を続けることができています。

現在の仕事内容を教えて下さい

特別養護老人ホーム、デイサービス、お弁当配食サービスの3事業所の献立を作成しています。チキン南蛮、冷や汁、飫肥の天ぷらなど郷土料理もメニューに加えるようにしています。 ご利用者様が安全においしく召し上がっていただけるように、栄養面に配慮して、素材、味付け、盛付け等に工夫を重ねています。最近ではソフト食の提供を始めて、職員やご利用者様に試食していただいています。お弁当配食サービスは、安否確認も兼ねているため、直接手渡しさせていただきます。ご利用者様の緊急時には日向市南部地域包括支援センターとの連携が整っていますので安心です

仕事でやりがいを感じるときはどんな時ですか?

ご利用者様から「美味しかったよ、ありがとう」などの声をいただいたときにやりがいを感じます。ご利用者様らは、立縫会に対する食の安心・安全の期待を強く感じます。いただいたご意見を新たな献立に反映し、これからも食を通して健康管理、生きがいづくりが担えるよう、スキルアップしていきます。