地域とのつながり

美々津は、日向市南部に位置する、歴史と自然が調和した地域です。
神武天皇が東征の折、船出したという「お舟出伝説」が残る、日向神話ゆかりの地でもあります。
神武天皇がお船出の際、衣のほころびに気づき、少女が立ったままそのほころびを縫ったことから、この地が「立縫(たちぬい)」と呼ばれるようになったとされています。
この物語は、現在の「立縫」という地名や、私たち立縫会の名前にもつながる、美々津に受け継がれてきた大切な由来(伝承)のひとつです。
また、美々津の立縫地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
江戸末期から明治にかけて、廻船問屋が軒を連ねた港町の面影が残る美々津。白壁や格子戸の町並み、風情ある石畳を歩くと、長い年月をかけて守られてきた歴史・伝統の誇りを感じることができます。

美々津は、日向市中心部から車で約20分。
この時間は、ただの移動時間ではありません。
朝は、少しずつ仕事のモードに入る時間。
帰りは、一日を振り返り、気持ちをリセットする時間。
海岸沿いの自然を感じながら車を走らせる道のりでは、海に浮かぶサーファーの姿を目にすることもあります。その景色は、慌ただしい毎日の中で、自然と気持ちを落ち着かせてくれます。
美々津には、海辺の暮らしに魅力を感じる人々も集まり、働く人の気持ちを自然と整えてくれる、穏やかな空気があります。
花鳥風月に包まれる、心地よい環境
立縫会は、この美々津の高台にあります。
高台から望む歴史ある町並み、海のある風景、四季折々の花や鳥の声、そして落ち着いた環境は、とても心地よいものです。
美々津周辺には、海や自然を楽しめる場所も多く、サーフィンスポットや日向サンパーク、キャンプ場、本格的なゴルフ場など、休日を豊かに過ごせる環境もあります。
また、立縫会は福祉避難所として、災害時に配慮を必要とする方を支える地域の役割も担っています。
自然に囲まれた穏やかな環境の中で、日々の暮らしだけでなく、いざという時にも地域とつながりながら支え合うことを大切にしています。

立縫会では、介護ロボットやICT、生成AIなどを活用し、業務の効率化と生産性の向上に取り組んでいます。
介護ロボットやICT、生成AIは、導入することがゴールではありません。
大切なのは、それらを日々のケアにどう活かすかです。
立縫会では、記録の効率化だけでなく、その記録をケアに活かすことを大切にしています。
令和7年に開催した介護ロボット・ICT見学会では、2日間で118名のお申し込みをいただきました。
美々津という地域にありながら、多くの方が現場での活用方法や定着の工夫に関心を寄せてくださいました。
歴史ある町並みと自然に囲まれたこの美々津で、これからの介護のあり方を実践し、地域とともに歩み続けていきます。
