採用情報

病棟で働いていた頃、身近に頼れる家族がおらず、一人で暮らす高齢の患者さんが退院する際に、「自宅に戻ってから食事はどうするのか」「身の回りのことは大丈夫だろうか」と心配になり、ソーシャルワーカーに相談することがありました。
「現在は地域包括支援センターで、当時気にかけていた高齢者の退院後の暮らしを、在宅側から支えています。地域包括支援センターは、まさに退院後の暮らしを支える仕事でした。」
そう話すのは、看護師の資格を持つ日向市南部地域包括支援センター管理者の鈴木智実さんです。
─ 地域包括支援センターでは、普段どのような仕事をしていますか?

地域包括支援センターは、高齢者やご家族の困りごとを受け止め、必要な支援につなぐ地域の相談窓口です。
相談対応や自宅訪問、介護予防ケアプランの作成を行い、医療機関やケアマネージャー、民生委員、行政などとも連携します。
一人暮らしの方や、自分から助けを求めることが難しい方には、継続して訪問し、少しずつ関係を築きながら、必要な支援につなげています。
─ 看護師の知識や経験が役立つのは、どのような場面ですか?

体調が心配な方には、バイタルサインの測定や状態の観察を行い、必要に応じて受診につなげることもあります。疾患に配慮した支援を考える場面でも、看護師としての知識が役立っています。
病院で培った観察力や判断力、アセスメント力は、在宅での支援にも活かされます。
医療処置が中心ではありませんが、病気だけでなく、家族や生活環境も含めて、その方の暮らしを支えられることに、やりがいを感じます。
─ 病棟勤務との違いや、職場の働きやすさを教えてください。

病棟勤務のような夜勤はありません。訪問や相談の予定を自分で組み立てやすく、業務の状況に合わせて休みも調整できます。
記録業務の負担を減らすため、業務上の会話や打ち合わせを音声から文字に起こし、内容の要点をまとめる機能を活用しています。また、ノー残業デーも設けており、仕事と私生活にメリハリをつけて働ける職場です。
急な予定変更が必要なときも、仕事を翌日に回すなど、自分で調整しやすいです。職員同士で相談しやすいことも、働きやすさにつながっています。
難しい支援は一人で抱え込まず、社会福祉士や精神保健福祉士、ケアマネジャーなどと一緒に考えます。多職種の強みを生かして支援を組み立てていくことも、この仕事の面白さです。
─ 看護師資格を地域で活かしたい方へ、メッセージをお願いします。

看護師として培ってきた観察力や判断力、医療現場でのアセスメント力は、地域での支援にも必ず役立ちます。
これまでの経験を活かしながら、福祉制度やケアマネジメント、多職種との連携について学び、看護職として新しい視点を身につけられます。
一緒に働く仲間をお待ちしています。
日向市南部地域包括支援センターでは、現在、看護職、ケアマネジャー、社会福祉士を募集しています。
地域包括支援センターで働いた経験がない方も、職場見学や仕事内容の相談からお気軽にお問い合わせください。