地域とのつながり
福岡県直方市にある学校法人大和学園 大和青藍高等学校 医療福祉科から、2名の先生が介護テクノロジーの視察のため立縫の里を訪れました。医療福祉科では、介護福祉士を目指す生徒の皆さんが学んでいます。
今回は、現場で使っているICTや介護ロボットや福祉用具を見学し、日々のケアや職員の働き方にどのように生かしているのかを紹介しました。

介護記録ソフト「Notice(ノーティス)」には、ケース記録をはじめ、インカム、服薬管理、AIによる要約機能などが一つのアプリにまとまっています。操作はシンプルで、幅広い年代の職員が使っています。
実際の画面を開き、記録や申し送り、服薬確認の流れを紹介しました。ナースコールは呼び出し画面を表示し、介護記録ソフト「Notice」との連携も確認しました。
このほか、勤務表作成ソフト、医療・介護関係者をつなぐメディカルケアステーション(MCS)、職員間の連絡に使うビジネスチャットの活用方法も紹介しました。
外国人職員の雇用や育成についても説明し、実際に職員と言葉を交わしていただきました。日本語でスムーズにやり取りしながら、一緒に働く普段の様子も見ていただきました。

立縫の里では、人の力だけで抱え上げる介助をできるだけ減らす「ノーリフティングケア」に取り組んでいます。 視察では、天井走行リフトと移乗サポートロボット「Hug」の両方を体験しました。天井走行リフトではスリングに座り、介助を受ける側の感覚や機器の動きを確かめました。 ご利用者の状態や介助の内容に合わせ、福祉用具を活用できる場面では積極的に取り入れています。ご利用者と職員、双方の身体への負担をできるだけ軽くするための取り組みです。 今回の視察を通して、ICTや福祉用具が日々のケアに根づいている、現在の介護現場を見ていただきました。介護の仕事の「今」が生徒の皆さんにも伝わり、これからの進路を考えるきっかけになればうれしく思います。
